【大田区】深井戸ポンプの交換工事

こんにちは、今回は大田区にて深井戸ポンプの交換を行ってまいりました。

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古い井戸ポンプ
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撤去作業中
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撤去完了
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撤去した旧ポンプ

まずは古くなり故障した井戸ポンプを撤去していきます
配管を切断して電源を抜き、運び出すだけです。

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旧吸い上げ管&ジェット噴射管
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引き上げた配管先端部

古い配管も交換していきます。
このタイプの井戸ポンプはジェット噴射で水を押し上げて吸い上げるタイプのものになります。
吸い上げた水のうちの一部を井戸底に送り出し、そこから上にジェット噴射することで勢いをつけて水を吸い上げていきます。
そのため、吸い上げ用の管とジェット用の管の2本が必要になります。
管の先端部分ではジェット噴射するためのパーツが設置されています。

深井戸の深さの水を吸い上げるにはこのようなジェットポンプ式のもの以外にも、水中ポンプを設置する方法などがあります。
水中ポンプにする場合は、揚水効率が高いなどのメリットも多いですが、ポンプ本体が水中に設置されるため寿命が短くなりがちだったり、メンテナンスする際に毎回引き上げなくてはいけないなどのデメリットもあります。

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新し深井戸ジェットポンプ
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新しい配管先端部
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新しい配管
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ポンプと接続

新しいポンプや配管、先端のジェット用部品を設置していきます。
ポンプを置いたら給水管、ジェット用管を作っていきます。
配管は井戸の底まで届かせるため、大変長くなっておりそのまま下ろそうとすると電信柱より高く配管を立てなければいけなくなってしまいます。
なので4mほどの長さの配管を井戸に入れ、入り切ったら継手を使ってもう1本の4mの配管と接続する、を繰り返して入れていきます。
途中、間違えて落としてしまったら引き上げは困難を極めるため慎重に作業を行います。
配管を入れ切ったらポンプとつないで完了です。

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吐き出し管の接続
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ポンプカバー設置
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配管に保温材を巻く
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作業完了

給水管の接続が終わったら各蛇口に送り出す給水側の吐き出し管を接続します。
すべての管が接続完了したら、ポンプ本体に呼び水を入れてから実際に稼働テストを行います。
問題なく揚水できていること、配管のつなぎ目の箇所で漏水を起こしていないか等を確認します。
問題がなければ、配管に保温材を巻いてポンプにカバーをかぶせたら全作業完了となります。